Sift 概要
Siftとは
Siftは、AIを用いて取引のリスクをスコアにより判定するサービスです。
従来手動で行っていた不正防止ルールのチューニングをAIが担うことで、コスト・運用負荷を抑え、不審な取引を見分けることが可能です。
フローの説明
- 購入時顧客情報を入力
- 検知用データを送付
- 検知用データを連携
- スコア返却
- スコア返却
- 結果を元に商品発送を判断
- 判断結果や不正情報を連携
- 判断結果を連携
イベント一覧
イベント | 説明 |
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$create_order | 決済前にスコア判定を行います。 スコア判定の精度向上の為、$transactionとセットで実施してください。 |
$transaction | 決済後にスコア判定を行います。 スコア判定の精度向上の為、$create_orderとセットで実施してください。 |
$chargeback | チャージバック情報をSiftに登録します。 $transactionイベントを行った上で実施してください。 ※$transactionイベントを行っていない場合、データの紐付けが正常にされません。 スコア判定の精度を向上させるためには、$decisionを実施する必要があります。 クレジットカード決済包括加盟店様の場合、弊社がカード会社から受領したチャージバックデータを基に$chargebackをSiftへ自動連携します。(注意事項 参照) |
$decision | 取引の判断結果をSiftに登録します。 スコア判定の精度向上の為に使用します。 怪しいユーザや注文データのフィードバック数を増やすことでスコア判定の精度が向上します。 Siftコンソール画面にて不正取引の追跡を行うことができるようになります。 ・Looks Bad(怪しい取引)としてお送りいただく対象 - チャージバックが発生した取引 - 明らかに怪しい配送先住所や電話番号での取引 - 過去の履歴から明らかに不正と分かっているユーザ 等 ・Looks OK(信頼できる取引)としてお送りいただ<対象> - 本人確認等で正規ユーザとして確認が取れている取引 - 一定のスコア以下の取引 等 クレジットカード決済包括加盟店様の場合、弊社がカード会社から受領したチャージバックデータを基に$decisionをSiftへ自動連携します。(注意事項 参照) |
注意事項
内容 | 説明 |
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スコア照会可能期間 | スコア判定後180日。 |
チャージバック情報連携($chargeback)可能期間 | スコア判定後180日。 |
取引判断結果情報連携($decision)可能期間 | スコア判定後180日。 |
1秒間のリクエスト数上限 | 1秒間にリクエスト可能な上限(レート上限)があります。 上限を超えたリクエストは「SI1000005」が返却されます。 レート上限数についてはSiftのAPIリファレンスをご参照ください。 |
APIの拡張子 | APIの拡張子が.idPassの場合、単一項目のみ対応しています。 例えば複数商品情報を送信したい場合、APIの拡張子が.idPassの場合は一つの商品情報しか送信できないため、.jsonのご利用をご検討ください。 詳細は以下ページをご参照ください。 Sift API一覧 |
本番運用開始前の事前確認 | 本番運用を開始する前に、SiftのSandboxに接続しデータ連携に問題が無いか事前に確認する必要があります。 弊社テスト環境にてSift Sandboxへの接続設定を行ないますので、ご利用の際は弊社営業担当までお問い合わせください。 |
チャージバック情報($chargeback)、取引判断結果情報($decision)の自動連携 | クレジットカード決済包括加盟店様の場合、弊社がカード会社から受領したチャージバックデータを基に$chargeback、$decisionをSiftへ自動連携しますので、加盟店様での実施は不要です。 ただし、以下条件を満たしている必要がありますのでご注意ください。 ・決済前スコア判定($create_order)、決済後スコア判定($transaction)が行われている ・決済後スコア判定($transaction)でオーダーIDが指定されている(SiftオーダーIDのみ指定されている場合は対象となりません) 自動連携のDecisionIdは「gmopg_order_looks_bad_payment_abuse」です。 |